クリネタリウム

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星の数ほどある可能性を願って。
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ウェブ屋がおすすめするレンタルサーバーはこれ!

〈記事の公開日〉2022年07月01日
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クリネタ記事
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冬の時期でも蚊に刺されます。血なら差し上げますので痒くしないでください。蚊にしかモテない男、樋口です。

サイトを運営したり、ブログを始めたりするときはレンタルサーバーを契約する必要があり、どのレンタルサーバーにするか迷う方が多いかと思います。
いままで50サイト以上制作・保守などサイトを管理した経験から、後悔しないサーバーを紹介します。

\ 白背景が眩しい時に!背景を暗くするよ!/

いきなり結論

結論から言いたいと思います。

コスト・使いやすさ・信頼面で一番バランスが良いのは「エックスサーバー」です。

クライアント様でも、最も使われているのもエックスサーバーでした。僕も利用しており、このサイトもエックスサーバーで運営しています。
エックスサーバーのプランの中でも一番安い「スタンダードプラン」で十分です。12ヶ月契約であれば初期費用が抑えられるのでおすすめです。

「エックスサーバーのお申し込みはこちら」

なぜエックスサーバーがおすすめか

サーバー選びで一番気になるのは金額かと思います。

昨今のレンタルサーバーに違いはほとんどありません。年間のコスト面で開きはありますが、安いものには安いなりに理由があります。
エックスサーバーをベンチマークに比較していこうと思います。

エックスサーバーについて

エックスサーバーは、サーバー業界では老舗店という立ち位置にいます。

3大メガバンクと言えば「三菱東京UFJ銀行」「みずほ銀行」「三井住友銀行」ですが、日本の3大サーバーは「エックスサーバー」「さくらサーバー」「ロリポップ」といった感じです(個人の見解です笑)

その中でおすすめなのはエックスサーバーです。クリネタリウムのサイトもエックスサーバーを使っています。

さくらサーバーと悩む方は多いと思いますが、今後複数のサイトを運営したり、無料SSL / TLS(通信の暗号化  http→https)を使う場合など将来的に考えるとエックスサーバーが一番バランスとれています。

一つのサーバー内で複数サイト(ドメイン)を持つことを【マルチドメイン】と呼びます。大きなフロア内で壁を作り、部屋を分けるようなイメージですね。

こんなときにマルチドメインを使います!

  • 全くテーマの違うブログサイト、企業サイトを運営したい
  • 自社のブランドサイトを独立して作りたい
  • 新しいサービスとして稼働させたい
  • 知人のサイトを稼働させるのに使わせてあげたい

など、複数サイトを立ち上げたいが新しくサーバーは契約はしたくない…というときに【マルチドメイン】を活用できます。

エックスサーバーはそんなときに頼れるサーバーで、さくらサーバーとの違いはここに出てきます。
とはいえ「😫いやいやー、別にマルチドメインなんか使う予定ないよ〜。一つのサイトを運営できればいいから安いサーバーがいいよ〜」

という声も聞こえてくるかと思います。
この意見には一理ありますが、将来自分のサイトがどうなるかわかりません。
運営しているサイトを分けたくなったり、テスト用に使う、勉強用に使う、などマルチドメインを利用する機会は少なくありません。

安いサーバーを利用し、後々サーバーの引っ越しをすることになると、余計にコストがかかることもあります。

将来に備えて設備の良いものを使っていこうというイメージです。

エックスサーバーで助かったこと

実際に運営した中でエックスサーバーで良かった..と感じる点をご紹介します。
専門的なことになってしまいますが、運営していく上で似たような対策をする事があるかもしれませんので、頭の片隅に置いておいてください。

PHPのバージョンが即反映

エックスサーバーはPHPと呼ばれるプログラム言語のバージョン切り替えが「各種ドメインごとに変更可能」です。

WordPressのシステムはPHPで構成されていますので、このPHPのバージョン変更によってはWordPressサイトが見れなくなってしまう現象が起こります。

日々アップデートされているWordPressなので、PHPのバージョンも同時にアップするということも多くあります。

さくらサーバーでマルチドメインを使用している場合、PHPのバージョンは個別に切り替えができないため、すべてのドメインに反映されてしまいます。

壁をつくって部屋を分けたけど、空調が同じだから室温の設定が全室に反映されちゃう。こんなイメージですかね。

全く同じWordPressのバージョン・テーマであれば支障が出ないかもしれませんが、長期アップデートしてなかったり、たくさんサイトを運営している場合は見れなくなるサイトがあったりと確認が大変ですよね。
そういった長期的に考えるとトラブルになりにくいのはエックスサーバーだと痛感しています…

また、ヘテムルサーバーでは反映されるまで5分〜10分くらいのタイムラグがあり、すぐに確認できないというもどかしさがありました。

無料SSL / TLS(通信の暗号化  http→https)が楽

今ではサイトの暗号化(https)は必須でしょう。

ちなみにですが、「SSL」はもう無く「TLS」が正しいです。SSLは暗号化の設計に問題があり、バージョンアップを続けても解読されてしまうみたいです。

そこで暗号化の設計から見直して作ったのがTLSで、今のサイトはTLSで暗号化されています。
SSLで呼ばれることが多いですが、これは昔の名残というかTLSよりも認知度が高いからという理由です。いまだに電話のアイコンが昔ながらの受話器であったり、データの保存にフロッピーディスクのアイコンが使われているような感じですね。

すこし話が脱線しましたが、エックスサーバーでのSSL / TLSは簡単です。これは他のサーバーでも簡単に設定はできますが、さくらサーバーでは更新がちょっと手間です。
更新の約45日前・約30日前・約15日前にメールで届き、更新の手続きを行わないといけません。

エックスサーバーなら自動更新なので忘れて暗号化されずにサイトが見れなくなった…ということも防げます。

htaccessの設定

サイト全体の設定をする上で必要になってくるのが「htaccess」です。スマホにある歯車のアイコンの設定アプリの一部みたいなものと思ってください。
このhtaccessは変更したことがないという方も多いと思いますが、「URLの統一化」「サーバーのキャッシュ」「リダイレクト設定」などSEOなどに有効な設定ができます。

エックスサーバーの場合はhtaccessを修正するとすぐに反映することができます。

僕が利用したサーバーにヘテムルサーバーがありますが、うまく設定ができなかったり、キャッシュが残ってしまって、変更したのに前の設定が残ったまま、次の日に変な現象が起きたり…という不具合があったりしました。

WebARENA(ウェブアリーナ)というサーバーではhtaccessの記述を間違えると管理画面・webメールに影響がでるという不具合もありました。

電話サポートがある

ある意味、時代と逆行していますが、いざというときに心強い電話サポートがエックスサーバーにはあります。
2022年7月の時点ですが、サイトにも電話番号が載っており安心です。

他のサーバーではフォームだったり、チャットでの相談という形ですが、電話で相談できるのは早くて良い点かと思います。

レンタルサーバー選びのまとめ

以上の理由からサーバーはエックスサーバーをおすすめしております。

各種レンタルサーバーを例えると

エックスサーバー=ビルのワンフロア
さくらサーバー=マンションのワンフロア
ロリポップ=アパート

というイメージです。

ロリポップは「ライトプランで月額220円〜(2022年7月現在)」と圧倒的に安いですし、さくらサーバーも安定したサーバーです。

ヘテムルサーバーも新システムに移管し、パフォーマンスも上がっております。

比較的新しくできたConoHa WINGというサーバーも費用・パフォーマンス的に良さそうですが「新しいサーバーは不具合の時に調べても解決策が見つからない」というリスクがあります。誰かが記事にしてくれれば良いのですが、記事がない場合はお手上げです。

その他、AWSというamazonが提供しているサーバーがありますが、こちらは月々の費用が変動するのでおすすめできません。アクセスが増えれば増えるほどコストが掛かります。アクセスが集中しサーバーダウンすることはないので機会損失がないことは安心ですが、設定を間違えると莫大なお金がかかります。

「小規模からスタートで、後々のことを考えて安心できるレンタルサーバーをつかうならエックスサーバー」ですね

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クリネタリウム まとめ

お仕事お受けするとき、お客さんのサーバーがエックスサーバーであってくれ!!!と毎回願っています...