ドメイン・ウェブサービス名はどうやって決める?ヒントと注意点を〜気まぐれの雑学を添えて〜
〈最終更新日〉2022年09月06日/
〈記事の公開日〉
この記事は約5分で読めます。
クリネタ記事
上映率
ポリデントにお世話になっています。歯ぎしり用のマウスピース用にです。どうも、樋口です。
シェフの『季節のサラダ 〜檸檬ジュレを沿えて〜』みたいなタイトルになったけども。
ウェブサービスを開始したり、起業する際に悩むのは名前ですよね。そんな時にヒントになるネタをお届けします。
\ 白背景が眩しい時に!背景を暗くするよ!/
目次
ドメイン名はなんでも良いわけでない
屋号やウェブサービスを名前を考えるとき、なかなか決まらなくて悩んでいる人は多いかと思います。
別記事にドメイン・ウェブサービス名はどうやって決める?のネタを書かせていただきましたが、今回はサービス名決定後、ドメインの取得のネタをお届けします。
ドメイン名はなんでも良いわけではありませんが、決めたサービス名で成果がでるか分けることもあります。
コーポレートサイトであれば社名を入れてトップドメインで取れるものを探す流れかと思いますが、すでに取得されていたり、ハイフンの位置を調整してわかりやすくしたりと考えることはあります。
しっかり悩んで答えを出していきましょう!
新しくドメインを取得するか、メインサイトのディレクトリにいれるか、サブドメインとするか…
サービス名が決まったあと、新サービスを今のサイトの一部としてSEO効果を高めるか、完全にサイトを分けて運営していくか、ブランド化させてシナジー効果を狙うか悩むかと思います。
具体的には「https://sample.jp」というサイトをメインで運用している場合 、以下のようなパターンが考えられます。
- 【メインサイトに導入】https://sample.jp/新サービス/
- 【サブドメインとして稼働】https://新サービス.sample.jp/
- 【ブランド化】https://新サービス.〇〇/
それぞれの特徴を別記事に書かせていただきますが、メリット・デメリットを理解した上で選択しましょう。
トップドメインを何にするか
サービス名が決まり新しくドメインを取得する場合、トップドメインをどうするか考えていきます。
トップドメインとは、ドットで区切られた文字列の一番右の部分のことです。
https://新サービス.jp/で言うと最後の.jpがトップドメインになります。本サイトはhttps://crenetarium.designなので.designがドメインになります。
現在はさまざまなドメインが存在しております。僕のサイトの場合は.designにすることで生業が「デザイン」ということを伝える効果も持っています。
トップドメインで自社のことを伝えられるはメリットですよね。.tokyo など地域にコミットしたドメインであれば東京でサービス展開していることが伝わるかと思います。
ドメインは早い者勝ちなのでサービス名が被っているものは早めに買ってしまいましょう!
取得できないドメインもある
どんなドメインも自由に取得できるものではありません。
例えば.co.jpであれば日本国内に登記されている組織しか登録できませんし、.ed.jpは幼稚園や小学校など、日本国内の18歳未満を対象にした教育機関でないと登録できない決まりがあります。
決まった機関しか取得できないドメインだからこそ、高い信用度につながっています。
その他にもドメインの雑学がありますので興味のある人は最後の〜気まぐれの雑学を添えて〜をご覧ください。
ドメインの費用・更新費
ドメインによって購入費用や毎年かかる更新費用が変わってきます。
キャンペーンなど初期費用が安く済んでも更新費が高いと毎年のコストが大変になってくるので気をつけましょう。
ドメインは短ければ短いほど良いとされていますが、短く覚えやすい・代名詞のドメインは費用が高くなる傾向があります。
また、安いからと言って1円や無料のドメインに飛び付いてはいけません。ドメインは信用度に繋がるものだからです。
.jpや.co.jpなどメジャーなドメインは特になんとも思わない人でも.infoや.net、.cm、.cf、.tkなど見慣れないドメインが使われていたら怪しく思うはずです。
ドメインの世界でも安かろう悪かろうはありますので、しっかり考えて購入しましょう。
日本語という選択肢も?
日本語でもドメインは取ることができます!
メリットデメリットは想像つくかと思いますが、日本語ができて日本に馴染み深い人に向けたサービスであること。つまり国内向けで海外のユーザーには優しくないサイトとなります。
ドメインと同じメールアドレスを作ることもできないので、一貫性を持たせたい場合は日本語ドメインを選ばないほうが良いでしょう。
ですが、日本語のドメインも登録しておき、アクセスした際に英語のURLに転送するという方法もあります。
日本語にすることで読みやすく理解しやすいのは大きなメリットなので二刀流として登録するもの良いかもしれません。ご検討してみてください!
〜気まぐれの雑学を添えて〜
ここから下は息抜き程度のものなので不要な場合はドメインのご購入サイトへどうぞ!
ちなみに僕はエックスサーバーでドメインを購入するか、お名前.comで購入しております。
エックスサーバーに関する記事はこちらに書いております。
サーバー会社で購入のほうが管理が一箇所で済み、更新のし忘れも防げておすすめです。契約時に「ドメインプレゼント」などキャンペーンも実施していたりするので、まずはレンタルサーバー会社でドメイン購入をお勧めします。
ここからドメインに関する雑学です。ドメインには決まった業種、機関、組織しか登録できないものがあります。
上記でも書いてある.co.jpは日本国内に登記している組織しか取得することができませんし、教育機関しか登録できない .ed.jp があります。
その他、政府でしか取得できない .go.jp 、高等教育機関および学校法人などが登録できる .ac.jp 、財団法人・社団法人・医療法人などの法人組織が登録できる .or.jp などがあります。
あとはダークウェブと呼ばれる通常のブラウザでは表示できない特殊なサイトで扱う.onionというドメインも存在します。閲覧したことある人は限りなく0でしょう。
また、ドメインによっては価値が跳ね上がり、高額な金額で取引されていたりします。例えば世界一短いドメインはz.comで落札価格はなんと8億円にもなります。
「x.com」はイーロン・マスク氏が所有していると言われています。
今 x.com にアクセスするとTwitter(X)にリダイレクトするのでTwitterのURLがx.comになる日があるかもしれませんね!
高額で落選されたドメインで言うと sex.com や Hotels.com などがあります。興味のある人は調べてみてください。
※純粋なドメイン名としての価値で、ウェブサイトのコンテンツの価値などは含まれていません。
これから価値の出そうなドメインを取得してオークションにかけても面白いですね。
暗号資産の名前で.comを取得したり、これから有名になると思うドメインを取得しておけば一攫千金になるかも!?(自己責任でチャレンジしてみてください)
サービス名とセットで考えていく必要があるドメイン。
愛着の持てるドメインが見つかりますように。